宮良孝(23期)が新聞に出てる!琉球新報&沖縄タイムス

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2011年06月25日 08:00

~2011年6月23日 木曜日 沖縄タイムス記事より~




慰霊の日に想う
語り部と次世代つなぐ
南風原中学校教諭
宮良孝さん(38)


16年前、中学の社会科教諭として教壇に立ったころ、生徒の質問に答えられず自分が沖縄戦の実情をしらないことに気付いた。 それがきっかけで2004年、学校や地域で戦争の実相を伝えることを目的とした県平和記念資料館のボランティア養成講座を受講した。

本土から知り合いが来たときには、戦跡ガイドして歩く。光にかくれがちな「戦争」の暗い部分も知ってほしい、との思いからだ。

戦後66年を迎えた今、語り部と次世代の子の間に立ち、道しるべになるのが僕の役目だと強く思う。今年、初めて南風原中で沖縄陸軍病院南風原壕のガイド養成講座を開いた。教師になるときからの目標だった。

戦争の悲惨さを知ってこそ、今の豊かな生活のありがたさ、平和の尊さを深く理解できる。この取組をこの地域で続けていくのも、大切な”継承‘‘だと感じている。

宮良孝(23期生)

いや、素晴らしい
教師になって良かったな。
あの宮良が20年経つとこうなるんだからな。
君の活躍をこんな形で知るとは思わなかったが、良い事してんだな。
今後の活躍を期待しています!


~2011年6月15日(水) 琉球新報記事より~
目指す平和ガイド 南風原中3年生、戦禍身近に学ぶ

 【南風原】南風原町の戦跡案内ができる平和ガイドを目指し、南風原中学校の3年生24人が総合学習で戦跡を歩き、ガイドに必要な知識を学んでいる。21日には同町にある沖縄陸軍病院南風原壕で、後輩の1年生を案内する実践に臨む。南風原文化センターによると、中学校の授業でのガイド養成講座は県内では珍しい取り組み。14日は現在公開されている同壕群20号に入り、本番に向けて練習した。
 総合学習は同中学校社会科の宮良孝教諭(38)が、身近な地域で起きた戦争を学んでほしいと発案し、南風原平和ガイドの会や同文化センターが協力している。生徒は5月10日から6回12こまにわたって、沖縄戦に至る過程を学んだほか、町内の戦跡を回った。
 南風原平和ガイドの会に登録して戦跡を案内するには、同センターが開く講習会の受講が必要。宮良教諭は総合学習を最初のステップと位置付け、生徒らが成長して平和ガイドになったり、人に語る経験を通して沖縄戦を心に刻む機会にしてほしいと願っている。
 20号壕に入った生徒らは、米軍による火炎放射器で焼かれた坑木跡、傷病兵の手足を麻酔なしで切断した手術場、ひめゆり学徒隊の女学生の休憩所などを指し示しながら、言葉をかみしめるように説明。同ガイドの会の藤原政勝事務局長や同センターの上地克哉学芸員が、抑揚のつけ方、立ち位置などをアドバイスした。
 平良玲生(れいみ)さん(15)は「壕は怖いと思っていたけど、戦時中同じ世代の女子学生たちが看護していたことを思うと怖くなくなった。将来は県外、国外へ出て南風原町での戦争被害を伝えたい」と真剣な表情で語った。玉村綾香さん(15)は「この壕で起きた出来事を戦争を知らない人へ伝えるため、卒業前に講習会を受けてガイドになりたい」、小橋川優太君(15)は「高校に入ったらガイドとして活動したい」と意欲を見せた。


多くの負傷兵が運び込まれた沖縄戦争中の壕の様子を語る南風原中学校の生徒ら
14日、南風原町喜屋武




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